重い病気だとローンが免除される商品があるのですか?
平成17年頃から一部の金融機関で、新型保障付の住宅ローンがみられるようになっています。
この住宅ローンは、 三大疾病(ガン、脳卒中、心筋梗塞)に罹患した場合にローン債務が免除される仕組みになっています。
申込年齢等については、金融機関によって若干異なるところもありますが、三大疾病と診断されて所定の状態であれば、その時点でのローン残高相当額が診断給付金として支払われ、住宅ローンの完済がなされることになります。
なお、三大疾病保障付ローンは、保障について3か月間の待機期間があり、その間にガンと診断されても診断給付金は支払われませんので注意が必要です。
新型保障付の住宅ローンの具体的な仕組みはどうなっているのですか?
上記の新型保障付の住宅ローンは、被保険者が三大疾病(ガン、脳卒中、心筋梗塞)で所定の状態になった場合に、保険会社から銀行に保険金・診断給付金が支払われ、それによってローンが完済される仕組みになっています。
保険料は金融機関が負担するのですが、この住宅ローンの場合は、通常、金利が店頭金利よりも0.2〜0.3%程度高くなっていますので、その分が保険料に充てられているとも考えられます。
ちなみに、ガンでも上皮内ガンは適用外であるとか、脳卒中や心筋梗塞では60日以上就業できないなど所定の状態が継続しないと給付対象にならないなど、色々と規定がありますので、利用の際にはその辺をよく確認してください。
平成19年4月からは、フラット35でも「3大疾病保障付機構団体信用生命保険」が取扱われています。 |