何か月か返済が遅れているのですがどうしたらよいでしょうか?
住宅金融支援機構やフラット35では、返済が困難になったり収入が減少した人のために、返済期間や返済額などの融資条件を変更できる制度があります。
また、何か月か返済が遅れていたり、収入が安定したという理由で返済の遅れを取り戻したいという場合には、毎月の返済額を増額・調整して返済期間内に予定通りに完済することができます。
さらに、返済額が減額されるのであれば返済可能であるという場合には、一定期間返済額を減額したり、最長3年間は利息だけの返済にしたり、一定期間金利の引き下げを受けるなど、様々な措置が利用可能です。
この制度は、どうしたら受けられるのでしょうか?
この制度は次に該当する人で、住宅金融支援機構や金融機関の承認を得た人のみが利用できます。なので、故意に返済を遅延している場合にはこの制度を受けることはできませんので注意してください。
■リストラによる失業
■会社の倒産による失業
■病気などによって収入が減少した場合
ちなみに、この制度を利用すると、救済措置後の返済額が増えることにより、総返済額は増加することになりますので注意が必要です。
条件変更による返済額の軽減等は、あくまでも楽になるのは一定期間の返済だけであって、返済期間全体では利息負担は増えるということですから安易な利用は避けたいものです。
どちらにしても、返済に不安を感じたら、手遅れになる前に早めに金融機関に相談するようにしてください。 |