住宅ローンの繰上返済というのは、早ければ早いほど有利なのですか?
住宅ローンでは借入当初は返済額のほとんどが利息に充てられますので、繰上返済は早ければ早いほど有利です。
よって、繰上返済を早いうちにすると、繰上返済に充てられた元本に対応する利息額も大きくなるので、効果も大きくなるといえます。
ちなみに、期間短縮型の繰上返済の場合は、利息軽減効果のみでなく、短縮期間効果も高くなります。
とはいえ、繰上返済には手間や手数料などもかかりますので、費用や利息軽減の効果などを総合的に判断して決める必要があります。
住宅ローンが複数ある場合は、どのように繰上返済したらよいでしょうか?
住宅ローンを複数利用している場合の繰上返済については、今後の金利上昇やライフプランなども含めて総合的にメリットを考える必要があります。
具体的には、次の3点がポイントになります。
■返済期間が長いものから返済するようにする。
■高い金利のローンから返済するようにする。
■変動金利期間が長いものから返済するようにする。 |