シングル女性が住宅ローンを組む際のポイントはどんなところですか?
シングル女性の住宅購入の意味合いとしては、次のようなところがあるかと思いますので、現在だけでなく老後までのキャッシュフローを考えた住宅ローンを選択することがポイントになります。
■生活の拠点
■生活を快適にするためのツール
■老後の住居確保
■将来の収入源や利用も考えた資産投資
よって、住宅ローン選びのポイントとしては、「女性専用ローンの付帯サービスの利用」「借入可能と返済可能の見極め」「結婚後のローン返済」などとなります。
女性専用ローンの付帯サービスの利用について
女性専用ローンでは、医療保障つきとか、育児期間の金利割引など、独自のサービスが付帯されていることが多いです。
よって、そのサービスが自分にとってメリットとなるかどうかを考えながら、一般のローンと比較して商品を選ぶようにするとよいと思われます。
借入可能と返済可能の見極めについて
最近は、シングル女性専用の住宅ローンを取扱っている金融機関が多くなっていますが、女性専用ローンというのは、収入条件や勤務条件、契約社員でも可能など融資条件が緩めに設定されています。
しかしながら、借入可能というのは、長期に渡り返済が可能というのとはイコールではありませんので、その辺はしっかり見極めるようにしたいものです。
具体的な目安としては、家賃の8割程度のローン返済に抑えるのが理想的です。
また、余裕資金をライフプランが変化したときや老後の資金のための予備資金として備えておくことも大切です。
結婚後のローン返済について
結婚後、購入した物件に相手と住む場合には問題とはならないのですが、購入物件がワンルームマンションなどで、夫婦で住むには狭い場合には、自分が購入した物件のローンと新居の住居費との2重の負担がかかってきます。
よって、シングルで住宅ローンを組む際には、頭金を多めに入れて、毎月の支払いを少なくし、将来賃貸に回した際にもローン返済分が賃貸収入でまかなえるような資金計画にしておくことが大切です。 |